アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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論文不正疑惑の国循トップ、パパ活している場合か!?――大阪万博スーパーバイザー、あの安倍友・森下教授のお友だち

 国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は、心臓病の分野でわが国の最高権威とされる。その国循のトップの理事長は、大津欣也氏(冒頭写真。66)。大津氏は大阪大学医学部卒で、英国の大学や大阪大学教授を経て2021年4月から国循理事長に就任した。
ところが、国循就任前に関わった複数の論文につき研究不正の疑いが外部から指摘され、昨年8月、国循は第三者委員会を設置し、論文7本などを対象に予備調査を実施。昨年9月、「さらなる検証が必要」ということで、現在も本調査が行われている。
関係者によれば、9月中にも最終の本人からの聴取が行われるという。
仮に論文不正に関わっていたことが確認されれば、国循理事長退任どころではなく懲戒解雇にも。となれば、退職金も出ないどころか、実質、医学界を追放され残りの人生は真っ暗闇と成り得る。
まさに人生の正念場だと思うが、本人は不正を問われない自信があるということだろうか。この8月のお盆休み中、パパ活をしていた余裕ぶりだ。
本紙がなぜそんなことを言えるかというと、誰かが尾行などしていたようで、本紙の元にその詳細な調査結果報告書が送られて来たからだ。
この大津氏、注目されるのは国循のトップだからだけではない。
2025年の大阪・関西万博のスーパーバイザー(監督者)も務めている。スーパーバイザーは音楽家のつんくも含め8名いるが、その8名をまとめる総合プロジューサーが森下竜一氏。
大津氏と同じ阪大医学部卒であるだけでなく、年齢こそ大津氏の方が4歳上だが、今回の自民党総裁選への立候補が取り沙汰されている1人と共に後ろ盾とも言われている。
森下氏に関しては、安倍晋三元首相とゴルフ仲間であるだけでなく、自分が創業した「アンジェス」(4563。東証グロース)でコロナ予防ワクチン開発をぶちあげ100億円近い公金を使いながら失敗に終わったかと思えば、死者を出した「紅麹サプリ」(小林製薬)も取得している「機能性食品」の制度を導入させた人でもあり、本紙ではそのいかがわしさを何度も報じている。「類は友を呼ぶ」ということだろうか。

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