アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「エスポア」経営支配権争いなどで注目の「植木」氏が、「オウケイウェイヴ」で見せた傍若無人ぶり

 植木秀憲氏(冒頭写真)といえば、本紙では今年7月11日、「エスポア」(3260。名証ネクスト。東京都渋谷区)の経営支配権争いで報じたように、今、上場企業絡みで注目の人だ。
アルバイト紹介大手「フルキャストホールディングス」(4848。東証プライム)の子会社「フルキャスト」の元執行役員だけに、豊富な人脈を持ち、最近は仕手筋との見方も。そして、エスポアだけでなく、「フォーサイド」(2330。東証スタンダード)の仕手にも関与しているとの情報もあり、この件でも本紙では報じたことがある
エスポアの方は、自分が代表の「JPIW合同会社」で、臨時株主総会招集請求と株主名簿閲覧謄写請求をして来たと報じたが、臨時株主総会招集請求は8月15日に招集許可決定が、8月21日には株主名簿閲覧謄写を認める決定も出て、10月中旬には臨時株主総会が開催される(基準日は9月11日に設定)。
こちらはこちらで適時報じるが、今回報じるのは、その注目の植木氏が「オウケイウェイヴ」(3808。名証ネクスト)で見せた、株式購入を巡る信じ難い行為について。
本紙に、一方の当事者から告発があり判明した。
オウケイウェイヴといえば、本紙でも既報のように、約50億円もの損失が出るなか、事件化の情報も。そして何より2024年6月期も営業利益が赤字、営業CFもマイナスで、4期連続となり、25年6月期に改善なければ上場廃止になる。疑義注記。
そんな苦境のなかの昨年3月、オウケイウェイヴは資金調達すべく、既存株主に対し新株予約権の無償発行を決めた。
具体的にいうと、昨年3月末のオウケイウェイヴの終値の50%で、所有株1株当たり3株取得可能という内容。結果、1株の取得価格は33円となり、行使期間は昨年6月1日から3カ月となった。
*植木氏に関する情報を求めます

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