千葉県警と警視庁がそれぞれ手がけた2つの恐喝未遂事件が併合になっている、「週刊報道サイト」なるHPを運営する自称ジャーナリスト・佐藤昇被告(冒頭写真。52)の第10回公判が、5月30日(木)午後1時半から東京地裁の814号法廷であった。
第9回公判の記事で述べたように、この日は千葉県警が手掛けた恐喝未遂事件の方の被害者兄が出廷し、被害者が佐藤被告に、虚偽の内容を「週刊報道サイト」のHPで晒されている(今現在も削除していない)にも拘わらず、消してもらいたければ300万円払えと言われ、困り果て、その300万円を無心された際、「払って消しても、再掲されまた脅される。警察に行け」旨、アドバイスしたと証言した(*警視庁の方の恐喝未遂は600万円)。
これに対し、佐藤被告側が証人申請していたW氏は結局、出廷しなかった。
なお、否認する佐藤被告は相変わらず保釈が許されず、この日も東京拘置所から刑務官に付き添われ、手錠姿で法廷に現れた。