5月9日、永田町界隈で、二階俊博元自民党幹事長(85)が入院、「深刻な症状」、「危篤か」といった情報も流れていたが、そのことにつき、5月17日、公設秘書だった三男の二階伸康氏(46)が都内の病院に入院していることを認めた。
5月のゴールデンウィーク前にカゼをこじらせて入院、検査で異常が見つかり入院が長引き、歩行のリハビリを続けていた。ただし、「間もなく復帰できる見込みだ」とのこと。
三男がそこまでいう以上、本紙は聴取逃れの説も出ていると紹介したが、本当に体調を壊していたようだ。
二階伸康氏は17日、会見を開き、次期衆院選に新和歌山2区からの出馬を表明。長男・俊樹氏がこれに対抗する動きを見せたが、二階氏後継は三男で決着した。その会見の席で父の入院につき明らかにした。
もっとも、二階俊博氏につき、東京地検特捜部が捜査していることに間違いはなく、聴取逃れ説が出たのはそのため。したがって、三男が入院は本当と明かしたからといって、捜査も間違いなんてことはない。
そんななか、選挙選が折り返しを迎えた静岡県知事選につき、捜査にも関連する興味深い記事が出ている。