本紙では昨年12月、その世界では有名な「コスモ・エージェンシー」(東京都台東区)の松村正雄社長(冒頭写真。68)が貸金業法違反(無登録、高金利)で逮捕されたことを報じている。
何しろ、4年半の間に、110の企業や個人に対し、総額約44億円を貸し付け、平均83%(年)の違法金利を取っていたが、松村被告がその世界で有名なのは暴力団と繋がっており、返済を求める際、現役の暴力団組員を同席させ、「若い衆を押しかけさせる」などと脅し、強引な取り立てを繰り返していたその強面ぶり。
その松村被告の一審判決が3月19日にあったので、以下に報じる。
なお、大手マスコミは逮捕時は一斉に大きく報じたが、その後は一切報じていないようだ。
また、本紙はこの松村被告が、別件の高齢女性の相続不動産乗っ取りに関与している疑惑につき昨年8月、今年2月に続報しているが、そのさらなる続報。
松村被告は闇金経営をするだけでなく、事件屋と組んで不動産乗っ取りをよくやっていた模様。
本紙が2021年に報じた警視庁御用達企業だった「ポータ工業」もそうだが、高齢女性が遺産相続した東京都新宿区のマンションの一室と、江戸川区東小岩の一軒家の乗っ取りにも関与していた。
まず、一審判決の方だが、