アクセスジャーナルYouTube版『深層追及』の今週ネタは、上記タイトルの2本。
1本目は3月12日、福岡高裁が、「工藤会」野村悟総裁に対する1審の死刑判決を破棄し無期懲役を言い渡した件。なぜ、そうなったのか、本紙なりの解説をした。そもそも福岡県警による工藤会壊滅作戦は安倍元首相の私怨から始まり、それを忖度した地裁が推認に推認を重ねて死刑に。だが、それが強引過ぎて、高裁は元漁協組合長への殺人は無罪にせざるを得なかったということはないのか? そもそも「4市民襲撃」という大手マスコミの報道自体、正確といえるのか? この機会に、疑問を呈した。(*すでに配信中。ココをクリックすれば観れます。無料)
2本目は本紙が5件も中務氏から提訴されている、大阪のお寺「正圓寺」乗っ取り疑惑報道に関する続報。
2本目の記事削除仮処分申立を、2月22日に中務氏は取り下げた。本紙ではこの2本目の仮処分、「落札のために中務氏側が暴力団関係者を使った」と報じた一部の削除だけの決定となり、乗っ取り疑惑に関する部分は削除にならなかったことから実質、勝訴と報じていたが、この取り下げにより「暴力団関係者を使った」部分も記事復活。すでに決定が出ている大阪地裁分に続き、2件目も本紙の全面勝訴といっていい結論となった。
また、お寺側に悪意的とも思える報道をしていた「カンテレ」が3月15日、辻見元住職(被告)をインタビューし報じているが、そのなかで中務氏のことは一言も出て来ない。辻見被告は中務氏を告訴、受理になっていたのに? この報道、本紙からすればとても正確な報道とは言えないので、そのことも指摘した。