本紙では昨年11月、「『創建エース』筆頭株主の正体」なるタイトル記事を報じている。
「創建エース」は東証スタンダード(1757。東京都新宿区)に上場しているが、この筆頭株主であるM氏(=松林克美氏。冒頭右写真)に関しては良からぬ数々の疑惑が出ていて、そんな人物を筆頭株主のままにしておいていいのかと疑問を呈する記事だった。(*現在は創建エース社長の西山由之氏=冒頭左写真=がわずかに上回り、松林氏は約8・3%で2位の模様)
本紙ではその松林氏が、創建エースの仕事絡みで民事提訴されていたことも昨年8月に報じている。
この昨年11月の方の記事では、昨年10月、大阪府警が、デリヘルを経営している鈴木祐介なる者らが、別のデリヘル会社を乗っ取ろうと複数人で取り囲んで脅迫などしたとして、監禁と強要容疑で逮捕されたが、松林氏はその鈴木に少なくとも5億円を融資、しかもこの逮捕者のなかに指定暴力団組員もいたことを報じたが、新たな展開、そして情報が入ったので追加報道する。
大阪府警捜査4課は1月13日、暴力団の身分を隠して株式会社の設立登記を大阪法務局に申請して登記させたとして、