アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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前田下関市長が、「安倍記念館」建設疑惑の不動産購入を強行

 報告が遅くなったが、下関市は11月13日、市内長府黒門東町の三菱重工が所有していた4537坪の土地(冒頭左写真。右写真は正門)と、そこに建つ建物を3億1310万円で購入したことを明らかにした。
同地は「長府苑」といわれ、戦前、地元の豪商が購入し日本家屋と洋館を建設。ただし、洋館の方は経営悪化で内装工事がされず未完。それを三菱重工業が1951年に引取り、日本家屋の方を2020年まで迎賓館として使っていた。
本紙がこの「長寿苑」に関心を持ったのは、この下関市を選挙区としていた安倍晋三元首相の死去(22年7月)後、地元に「安倍記念館」を建てると昭恵夫人が言い出し、結局、安倍氏の国家老とも言われた前田晋太郎・下関市長(右下写真の右人物)が公費で土地を購入するとなり、その具体的なところがこことされるから。
 それに加え、この不動産購入が今年に入り、性急かつ秘密裏と思わないわけにはいかない手続きで進められたことから、今年6月に市議会は大荒れになり、百条委員会設置案まで出された(否決)。
その際、市議会議長は協議継続を求めたものの、結局、その後は協議らしいものはなく前田市長が強行した模様だ。

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