アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

政治団体立ち上げ「JR東日本を糾弾!」と言い出した「私人逮捕系」ユーチューバー・中島蓮氏の過去と怪しい人脈

 最近、ユーチューブでは「私人逮捕」を謳ったサイトが注目を集めている。
例えば、覚せい剤を売っているとの情報を得て、その現場に出かけて犯人らしき者を取り押さえ、警察に突き出す。その間のやりとりの映像を流す。相手が相手だけに、何があるかわからない。
生映像の臨場感に、その危険性も相まって人気があり、視聴回数が多い分、収益も上がる。
だが、そもそも「私人逮捕」の条件は厳しく、逆に暴行罪などに抵触する恐れがある。さらに犯人らしき者の映像を流すことから、名誉毀損にも抵触し得る。
その名誉毀損容疑の方で、11月13日、警視庁に逮捕されたのは「煉獄コロアキ」名でユーチューブで私人逮捕をやっていた杉田一明容疑者(40)。
女性(18)をチケットの転売屋と決めつけ、顔を晒していた。
杉田容疑者は「広告収入を得て有名になりたかった」と動機につき供述しているという。
こうしたなか、煉獄コロアキに続いて、逮捕されるのでは? と噂されていたのが、今回取り上げる、ユーチューブで「ガッツch」名で、痴漢犯の私人逮捕をメーンにやっている中島蓮氏(30)。
その中島氏は11月17日、ツイッターで政治団体を立ち上げ、「JR東日本」を糾弾して行くと宣言。
 何でそんなこと、と思ったら、すでにユーチューブでは11月8日から広告収入が停止。だが、それでも痴漢撲滅運動を辞める気はなく、政治団体を設立し、そこへの寄付金をクラウドファンディングなどで集め資金を確保して行くという。
JR東日本がやり玉に上げられているのは、中島氏は東京で活動。そして、その地域で最も痴漢が多いのがJR車中で、それにも拘わらずJR東日本はまったくというほど対策をしていないという思いがあるからだろう。
これだけ聞けば、問題点がありながらも、それなりに支持者も多いのはわからないではない(ツイッターのフォロワー7万人、YouTubeの登録者数は26・5万人)。
だが、本紙はすでにこの中島氏のことを10月28日に報じてる
本紙が徹底追及している大物詐欺師・奥平陸氏との関連でだ。
そうすると、とても「正義のため」とは思えないのだ。
また、その後、新たな事実も判明したので、以下に追加報告する。

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