大手マスコミでは一切報じられていないようだが、11月15日午後1時半から、東京地裁で、新型コロナの持続化給付金詐欺に問われている磯辺裕樹被告(60)に対する判決言い渡しがあり、今井理裁判長は懲役4年6月の実刑判決を言い渡した。
すでに共犯の天野宏は懲役2年の実刑判決確定で服役中。
その詐欺グループの不正受給額は計8000万円ほどと、話題を呼んだ三重県津市の谷口親子らの計10億円に比べて少額。にも拘わらず、本紙がこの事件に拘るのは、主犯の磯辺被告は、過去、「日本プライベートバンキングコンサルタンツ」(JPB)代表として総額300億円もの被害を出しながら逃げおおせた人物だからだ。