アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(928)「株式売買手数料無料化のカラクリ」

ネット証券でもSBI証券は別格のため対象から外すが、『四季報』(23年1集)を見ると主な収益は以下の通り

マネックスグループ(8698。東証プライム)
手数料42% トレーディング34% 金融収支21%

松井証券(8628。東証プライム)
手数料57%  トレーディング3% 金融収益40%

東海東京フィナンシャル・ホールディングス(8616。東証プライム)
手数料46% トレーディング42% 金融収支12%

アイザワ証券グループ(8708。東証プライム)
手数料63% トレーディング30% 金融収支3%

対面は料依存型だが、地場証券はさらに手数料比率が高い。
トレーディングは主にディーリング業務。
ここで注目したいのは金融収益だ。
信用取引における融資の金利が主で、一般的にネット証券は金利が高い。しかし、これだけではないようだ。大手ネット証券はFX取引も提供している。実はこの収益が安定している。株式の取次と違い、FXは顧客の買いに売り向かう。商品取引は顧客と会社側では相反する。この反対売買が安定的な利益を生んでいる。まず負けることはないという。FXの利益が手数料無料化に貢献できるというのだ。
したがってFXのないネット証券は厳しいだろう。今でも安定的に利益を出せるのはSBI証券、楽天証券、松井証券、マネックスグループまででカブコム証券でさえ怪しい。それほどネット証券も優劣はっきりしてきている。
その主要ネット証券でお家騒動が勃発しているという。残念ながら情報元との約束で公開できない。
さて、本題に入ろう。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧