アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

三浦瑠麗夫婦と太陽光発電事業認定・経産省を繋ぐ財団法人(清志容疑者、起訴に)

 東京地検特捜部が3月27日、太陽光発電事業に絡み約4億2000万円を着服したとして、「TRIBAYCAPTAL(トライベイキャピタル)」(東京都港区)代表で、国際政治学者・三浦瑠麗氏の夫である三浦清志容疑者(43)を起訴したのは大手マスコミ既報の通り。
ところで、本紙ではこの間、特捜部が狙う本丸は、三浦夫婦が親しくしていた「大樹総研」(東京都中央区)の矢島義也会長と官僚との癒着関係ではないかと報じている。
やはり矢島氏と懇意にしていたものの、袂を分かった竹森郁被告が、記者会見(中止に)前、実際、本紙に何人かの官僚(元を含む)の実名を上げていたことは、本紙YouTube版でも報じている通り。
 なかでも経産省は、太陽光発電の売電のための固定価格買取制度(FIT)を利用する設備を認定してもらう相手であることから、三浦夫婦にすれば最も親しくしたい省庁であることは容易に想像できる。そして、竹森氏が実際に矢島氏に会わせてもらった官僚のなかに経産省事務方トップ、すなわち事務次官(当時)がいたこともYouTube版で披露した通り。
その時は個人的関係かと思ったのだが、その後、わが国の政治・外交・経済などの課題について調査を行うだけでなく、政府に立案・提供するシンクタンク的財団法人(右写真の右端が入居ビル)があり、そこに複数の経産省キャリアOB、それに三浦瑠麗氏も深く関わっていることが判明した。
以下、具体的に述べる。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧