アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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三浦瑠麗夫が堕ちた背景――三浦瑠麗は「大樹総研」の顧問だった!?

 国際政治学者・三浦瑠麗の夫で、太陽光発電など再生可能エネルギ―に関する投資、コンサル会社「TRIBAY CAPITAL」(トライベイキャピタル。東京都千代田区)代表の三浦清志容疑者(43)が東京地検特捜部に業務上横領容疑で逮捕された3月7日、本紙はドイツ系の太陽光発電事業を行っている「S」(東京都港区)の社長を三浦容疑者は「解任」されており、それを契機に、企業舎弟のS氏と親しくなり、堕ちていった旨の記事を報じた
今回は、まずは、その「解任」の事実につき詳報したい。
このS社とは、「saferay Japan」のことだ。
「saferay」(本社・ドイツ)は世界中で太陽光発電企業を手掛けており、子会社のsaferay Japanは太陽光発電設備に対する投資、企画開発及び運営を目的に2015年8月設立。前回記事で述べたように、三浦容疑者はマッキンゼーに在籍したことがあり、その時の上司(ドイツ人)がsaferay Japanに転じた縁から、15年9月から共同代表に就いた。
しかし、約1年半後の17年3月には代表も取締役も辞任し、同社を去っていた。
正確にいうと、三浦容疑者が解任されたのは岐阜県高山市内のゴルフ場跡地で太陽光発電事業を進めるに当たり日本企業C社と共同で設立されたSPC会社。
 三浦容疑者はそこの代表社員に就いていたが、前述のsaferay Japan代表辞任と同日の17年3月に解任されていた(横写真)。
関係者が証言する。
「三浦さんは解任されたことを伏せていたものだから、C社は17年末まで仕事を続け、逆に、通電をしてくれる中部電力側から”三浦氏は解任になっているのに、なぜこのSPCで交渉を続けているの?”とC社の方が中部電力に不信感を持たれいい迷惑ですよ。
ただ、三浦さんを切った後も、C社はsaferay Japanと事業を継続し、無事、太陽光発電所は同地に建設されているのは不幸中の幸いです」

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