アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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未だ昭恵夫人、出馬の有無明らかにせず――反発して解散する安倍元首相後援会も

 今年7月8日に銃撃された安倍晋三元首相の妻・昭恵氏が本日、山口県下関市に帰郷していることがわかった。
関係者によれば、本日夜開催される安倍氏後援会『同志会』の会合(忘年会)に出るためだという。
「ですが、『同志会』はすでに解散を決めています。ですから、実質は“お別れ会”です。解散を決めた理由は2つ。一つは、安倍事務所を今年一杯で閉じることが決まっていますが、事前に何ら相談も報告もなく、マスコミ報道で同志会幹部も知ったこと。そして最大の理由は、未だに後援会に対し、来年4月にも予定されている安倍氏亡き後の山口4区衆議院選挙補選に出馬するのかしないのか説明がないことです。新年2月には市議選もあり、そんな曖昧なままでは本腰を入れて戦えないとの反発からのことです」
確かに、昭恵夫人は安倍氏死去ほどない7月21日の安倍派会合に出た席で、4区補選に出る考えはないと伝えたとされる
しかしながら、出馬と明言すれば、森友問題など安倍氏疑惑に関して蒸し返されること必至なので、ギリギリまで死んだフリしているだけとの見方が地元では専ら。そして、未だに後援会に対し、出馬の有無を明言していないからだ。
ただし、安倍氏には3大後援会があり、「同志会」は最も小さい。他の『晋成クラブ』『晋緑会』は今も健在だし、昭恵夫人の山口4区補選出馬を未だ強烈に支持している。

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