アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<芸能ミニ情報>第101回「エイベックス」経営クラブ「オクタゴン」業務提携先が提訴される(上)

エイベックス」(7860。東証プライム。東京都港区)の子会社「エイベックス・エンタテイメント」は2019年2月から、ナイトクラブ「SEL OCTAGON TOKYO」(セルオクタゴン東京)を東京・六本木で経営している。
コロナ禍でつまずいたものの、クラブのミュージックと関わり合いが深いダンス系音楽で成長したエイベックスだけに、その意気込みは半端ではなく、最先端の設備を取り入れるなどして六本木のナイトシーンのメッカを目指している。
そのエイベックスのクラブ、その「オクタゴン」という名からも察せられるように、韓国最大のクラブ「クラブオクタゴン」から営業許可を得てオープンした。
具体的には、その名も「オクタゴンジャパン」なる会社が2018年2月に設立され、そこが韓国のオクタゴンからわが国での営業許可を得る。そして、この会社がエイベックス側と業務提携を結び、オープンに漕ぎ着けた。
ところが、このオクタゴンジャパンの当時の代表取締役が、今年8月、1200万円の支払を求め、東京地裁に提訴されたことがわかった(第1回目の口頭弁論期日は10月11日午前10時から。民事第31部)。
金額自体は、それほどたいした額ではない。
しかしながら、このオクタゴンジャパン設立に関わるトラブルで、詐欺紛いの内容なのだ。しかも、この元代表者、実は今現在もこのエイベックスのクラブ経営に深く関わっている。
要するに、結論を先にいえば、エイベックスは上場企業ながら、本紙でもすでに何度も述べているように、反社会勢力との関係、クスリ関係など、他の上場企業ではあり得ないような疑惑などが次々と出て来ているが、今回もそうした面があり、相変わらずその体質は変わっていないと感じないわけにはいかない案件なのだ。

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