アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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4年以上勾留のまま初公判――冤罪を主張し続ける弟・父殺害事件の足立朱美被告

報告が遅くなったが、8月22日、大阪地裁(坂口裕哉裁判長)で、足立朱美被告(48)の初公判があった。
問われているのは、約4年前、大阪府堺市の実家でがんや糖尿病を患っていた父親(当時67)に多量のインシュリンを投与、またその約2カ月後、同じく実家の2階トイレで練炭による自殺に見せかけて弟(40)をそれぞれ殺害した2件の殺人容疑など。
足立被告は「何も申し上げることはない」と述べ、弁護側は起訴内容を全面的に争うとして無罪を主張した。
傍聴者によれば、足立被告の髪は腰まで伸びていたという。
大阪府警捜査1課が足立被告をまず弟殺害で逮捕したのは18年6月20日。以来、今日まで4年以上経つが、足立被告はずっと勾留されたままで、今後も保釈の目処は立っていないという。逮捕前から、一貫して無罪、冤罪を主張しているためのようだ。
本紙では、2018年7月4日に、足立被告の主張する冤罪説を報じていた
また、週刊誌記事(3P。以下に転載)でも報じた。
旧知の大阪在住のネタ元が、逮捕前から足立被告の相談に乗っていた関係で、彼女が事件発生時から付けていた「手記」を入手、また事件取材のベテランであるそのネタ元も彼女は犯人との見方に懐疑的だったからだ。

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