アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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VS青汁王子訴訟で、『週刊新潮』が控訴しなかった理由――役員のスキャンダルに屈して!?

本紙でも既報のように、青汁王子こと三崎優太氏と、『週刊新潮』記事を巡る名誉毀損等に関する民事訴訟は、今年3月25日に新潮社側に対し220万円の支払い判決が出て、新潮社(冒頭写真は本社ビル)側は2週間の期限の間に控訴しなかったことから、すでにこの判決は確定している。
しかし、これも本紙既報済だが、青汁王子は反社会勢力と接点があるがどうかが主要な争点となっていたところ、一審結審後ながら、新潮社側は有力なネタを仕入れていたとも。しかも、ほぼ同じ争いで、やはり青汁王子に提訴された『日刊ゲンダイ』においては、7月14日の一審判決(青汁王子は控訴している模様)は青汁王子の請求がすべて棄却されたのだから、なおさら、何で新潮社側は控訴しなたっのか? と残念というより、不可解と思っている関係者はいることだろう。
この点に関し、新潮社の役員のスキャンダルを青汁王子が握っており、それが広く知られることを新潮側は恐れ、つまり、記事に信ぴょう性がなくこれ以上争っても無駄だからではなく、政治的判断から控訴しなかったとの見方が一部関係者の間で囁かれていたことは本紙も把握していたが、ここに来て、その件は信ぴょう性が高い上、ほぼ全体像が判明したので報告しておく。

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