アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<記事紹介>「疑惑深まる北朝鮮系信組の行状――不良債権隠しから迂回融資、融資の実績づくりに利用か」(筆者/本紙・山岡。『月刊タイムス』6月号)

 タイトルのこの北朝鮮系信組とは、北海道札幌市に本店を置く「ウリ信用組合」(旧・朝鮮北海道信用組合)のことだ。
北朝鮮の民族金融機関であることから閉鎖性が強く、またマスコミタブーとなり、その実態はまったくというほど知られていない。
しかも、同行は従来は北海道だけがエリアだったが、東北の朝銀を軒並み合併し営業エリアを拡大。さらに本紙が一時ウォッチしていた、かつてサラ金最大手だった「武富士」が地上げに失敗し、全国での有数の問題物件だったJR「京都駅」前の土地にも巨額抵当権を付けるなどし注目されていた。
そんな同行の融資実態につき、元社員、元総代の者が実名を晒していいからと告発して来たことから、事案自体は古いものだが取り上げた。
しかも、その告発者の証言、内部資料、そして不動産登記簿の記録の裏づけなどに則って報じたもので、裏づけには自信を持っている。北朝鮮ヘイト主義者のデマの類とはまったく異なると、念のため言っておく。
3頁の記事。関心の向く方は、是非、ご覧いただきたい。
(*『月刊タイムス』は1冊556円。税込み。注文は月刊タイムス社、FAX03-5269-8460へ)

なお、記事を報じる前には、ウリ信組の理事長宛に、具体的な質問状を送っている。
だが、残念ながら回答を得ることが出来なかった。
以下に、その質問状を転載しておく。

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