アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

あの「SENER」投資案件で有罪になった広告塔役が、別の投資詐欺疑惑案件でまた営業中

 このタイトルの広告塔役とは、柴田千成氏のこと。
本紙でも既報のように、2018年11月、米国の投資会社「SENER(セナ)」に投資すれば最大で月20%の配当が得られると全国各地で開催されたセミナーの講師役として投資家を募るなどしていたとして、警視庁生活経済課に金融商品取引法違反(無登録営業)で逮捕に。その後、執行猶予付の有罪判決を受けている。
このセナ、そもそもこんな投資会社が存在したのかさえ怪しい。また、架空と思われる投資話で集めた資金は全国約6000人から総額約83億円。しかしながら、この大半の約78億円は暗号資産(仮想通貨)で、金商法の規制対象に含まれていなかったことからその分の立件を免れた。また、残りの現金約5億円に関しても、裏づけが取れて立件できたのは総額約3000万円に過ぎず、それもこれに関り逮捕された者は柴田氏も含めて計9人だったこともあり、本質的には巨額詐欺事件と思うが、柴田氏は実刑には問われなかった。
そういうことから、懲りていないということだろうか?
現在、また極めて怪しい投資案件の営業、すなわちセナの時同様、全国各地を飛び回り、セミナーの講師として営業を行っていることが判明したので報じる。

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