アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(869)「SESCで名の上がる人物+新たな仕手銘柄」

 証券取引等監視委員会(SESC)は「SMBC日興証券」に加え医療ベンチャー「テラ」(2191。JQ。東京都新宿区)などの件もあり、人員的にも時間的にも、小さな案件に手を付ける余裕はないようだ。
確かに、SESCの存在をアピールするには日興の摘発はうってつけだろう。小さな案件=架空増資や相場操縦で延命するようなゾンビ企業、ハコ企業をいくら取り締ったところで、世間一般はそんな企業は知らないし興味もないのだろうから。国税調査でいえば、1億円以上の脱税はやるが、売上の少ないところは見て見ぬふりをと同じか。筆者の感覚では、そうした小さな自営業者のほぼすべては正直に申告していないと思うが。
さて、日興の案件が片付くのはまだまだ先で長期戦になるだろうが、次の小さな案件としていくつかの銘柄及び、そこに介入しているという人物の名が噂になっている。なお、そのなかにはツイッターを利用した煽りで有名な某女史は含まれていないと言っておく。
 残念ながら、そのツイッターの煽りで買って下落し損をしたとしても、それは投資家本人がPCやスマホを操作して買い注文を出しているため「本人の意志」で発注したことになるからだ。ヤフー掲示板には「被害者の会」なるスレッドもあるが、気持ちはわかるが、証拠不十分だろう。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧