「テクノシステム事件」関連人脈ともクロスすることから、本紙では注目しているサイバー対策犯罪課が主導するこの暗号資産(仮想通貨)投資詐欺事件で、12月1日、大阪府警は山田大紀容疑者(冒頭写真。26)ら5人を再逮捕した。
山田容疑者は暗号資産を無登録で販売した資金決済法違反容疑、詐欺容疑(共に起訴)に続き3回目の逮捕。
前回詐欺容疑の被害は5人に対し4000万円だったが、今回もSNSなどを通じて、「私も5000万円分買った。買った方がいい」などと虚偽のことを告げ、価値のない独自の暗号資産「アークキャッシュ」を7人に売り、対価として計約1億300万円のビットコインなどを詐取したとされる。