アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

大阪府警が手掛ける16億円仮想通貨事件――本紙既報通り逮捕に。東京地検特捜部捜査と重要接点

本紙で昨10月18日午前2時過ぎに報じていた通り、大阪府警は同日、仮想通貨(暗号資産)を無登録で販売した資金決済法違反で山田大紀容疑者(冒頭左写真。26)ら6人を逮捕した。
本紙ですでに今年5月に報じていたように、独自に開発したとする「Arkcash(アークキャッシュ)」、「Biomex(バイオメックス)」などの仮想通貨を、「上場(ICO)したら価値が10倍以上になる」などといい、出会い系サイトで知り合った客に、音声を変えることが出来る「ボイスチェンジャー」を使うなどし、女性を装い販売していた。
だが、これら仮想通貨は実態がなく、ICOも出来ず、無価値で、府警は詐欺事件と見ているようだ。
逮捕容疑は5人分(北海道、東京、長野、愛知の30~50代男性)の計約1億1000万円分だが、実際の被害はのべ約530人、総額約16億円分になる模様だ。
6人の内5人は再逮捕(1回目の逮捕容疑は特定商取引法違反)。
新たに逮捕されたのは仮想通貨の開発を担当していたというエンジニアの辻川結良容疑者(冒用右写真。24)。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧