アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「リミックスポイント」元オーナーが、暴力団幹部と2億5000万円詐取容疑等の共謀で逮捕に

他の記事との兼ね合いなどから報じるのがすっかり遅くなってしまったことを、まずお詫びしたい。
京都府警は10月21日、詐欺と恐喝容疑で、神戸山口組2次団体幹部、福原光三こと金光奉(81)、大野木文隆こと金文隆(56)など計4人を逮捕した。
4人は20年6~7月、事業資金10億円の融資元を探していた東京の会社役員男性に対し、福原容疑者から借り入れていた者の2億5000万円を肩代わりしてくれれば融資してやる旨、説明。そこで男性は2億5000万円を指定の銀行口座に振り込んだものの10億円の融資はないため2億5000万円の返済を求めると、「うちの組織に何か文句あるんか」などと脅して返済を断念させたという。
記事タイトルの「リミックスポイント」とは、現在、暗号資産(仮想通貨)交換所「ビットポイント」の運営も行う東証2部上場企業(3825。東京都港区)。
元とはいえ東証2部上場企業オーナーが、暴力団幹部と共謀して逮捕とは驚きだが、それは事実。
しかも、どのように共謀していたかというと、そもそも暴力団幹部の福原容疑者に2億5000万円借りていたのが、元リミックスのオーナーの岩本陽二容疑者(50)。そして、この岩本容疑者が被害男性を福原容疑者に紹介したとされるからだ。
リミックスポイントは09年7月、約4億円の第3者割当増資を実施。その引受け企業の社長が岩本容疑者で、この引受けによりリミックス株の40%以上を握る筆頭株主になっていた。

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