アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(828)「昭和の仕手筋がまた死去」

仕手筋も世代交代が進んで来ている。
16年12月には仕手筋集団「誠備グループ」を率いていた加藤あきら氏が死去(享年75。右写真)。同年同月には上田実氏も。そして昨年2月には「投資ジャーナル」元会長の中江滋樹氏が(66。左写真)、5月には通称“ヒゲの高橋”こと高橋利典氏(71)が亡くなっている。
表に出ない人だったので、この3人のように一般には有名ではないが、兜町関係者の間では昔から知られ、前出・誠備グループ時代から参加し、加藤氏が「般若の会」を作って復活した際に番頭格といわれていたT氏がこの5月3日に亡くなったようだ。
このT氏については、筆者のこの連載でも、アクセスジャーナル本編でも何度か取り上げたことがあるが、最後に手掛けたのは「五洋インテックス」(7519。JQ。愛知県小牧市)の仕手戦だったと記憶している。
昭和時代の仕手筋がいなくなるのは、個人的には寂しい気もする。

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