アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(84)あの中江滋樹氏が仕手筋として復活!?

最近、兜町では、バブル時代、「兜町の風雲児」と呼ばれ、投資顧問会社「投資ジャーナル」会長として一世を風靡した中江滋樹氏(53)が、近く現場復帰するのではとの情報が流れ、ちょっとした話題になっている。 89年、詐欺罪で懲役6年に問われ、服役後、兜町に舞い戻ったものの98年から失踪といわれていた。 今回の復帰説の信ぴょう度を増すのが、「すでに日本橋に事務所を借りたそうだ」、「投資ジャーナル時代の側近だった○と△と一緒にやるそうだ」等、ある程度、具体性を伴っていること。 だが、中江氏といえば、昨年9月、滋賀県近江八幡市の自宅に火を付けようとして逮捕された。その際、自分の自宅に放火してメリットがあるわけもないと(火災保険金狙いなら別だが、中江氏ほど顔が売れてれば徹底して調べられる)、精神に異常を来しての犯行と見られており、だとすれば、とても現場復帰など無理のはずなのだが……。 ところが、兜町の情報では、「半分は本当。でも、半分は仮病だった」と流れている。 なお、心身こう弱状態の原因としては、投資資金(30代にして数百億円)のなかに広域暴力団から預かったものもかなりあり、凄まじい追い込みをかけられたせいとも。一時は死亡説も流れ、この放火事件で実家に戻り両親と暮らしていたことを始めて知ったと驚く関係も多い。 さて、今回の情報、結論をいえば、信ぴょう性はかなり低いようだ。 中江氏の元側近を知る株式ブローカーは、「噂を聞いて、すぐ(元側近に)尋ねてみたが、“そんなことない”とにべもなかったよ」とのこと。 それに、昨年の放火事件の結末だが、自宅と言えど、最高刑・死刑もあり得る「現住建造物放火未遂」に問われた。 起訴猶予処分で済んだものの、それは放火当時、心身こう弱状態にあったから責任能力が低下していたと認められたからこそ。 そして起訴猶予の代わりに、検察は病院で治療を受けさせるよう裁判所に申し立て、これが認められていた。 この措置入院の決定に対し、中江氏は不服として抗告。今年4月16日、大阪高裁は一端は入院決定を取り消していた。 だが、この取り消しは地裁に差し戻す内容で、この7月2日、滋賀地裁は再度、通院決定を出した。 「つまり、病院を抜けられない。噂が出たのはこの再度の決定を知らず、“あの時代をもう一度”と思う者が希望的観測で流したものでは」というのが、事情通の間の見方のようだ。…

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧