19億円詐取の第一生命保険元営業社員(89。懲戒解雇。会社が詐欺容疑で山口県警に告発)のように社員ではないが、しかし、ファイナンシャルプランナー(FP)という地位を利用して資産状況を聞き出し、保険の営業の傍らというより、むしろ詐欺を常習としていたことから本紙で徹底して追及している保険代理店に勤めていたこともある柏木達哉被告(冒頭写真。39)--予想通り逮捕され、20人もに対する詐欺容疑などで懲役6年の実刑に問われたのだが、3月26日、控訴したことがわかった。
一審では当初こそ否認していたものの、その後、ほぼすべての容疑を認め、反省の色を見せていたが、それはどうやらポーズに過ぎず、懲役6年の実刑は重過ぎ不服ということであるようだ。本物の詐欺師が詐欺行為で反省するはずがなく、見方が甘かったようだ。
本紙としては、控訴審の日程など、今後も適時報じて行くつもりだ。
ついでに、この柏木被告の詐欺人脈とリンクする、ミャンマー鉱山投資詐欺で公判中の河田富伸被告(48)に関しての追加情報もお伝えしておく。