アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙既報のタイ鉱山投資詐欺人脈とリンク――ミャンマー鉱山投資詐欺の富山県の男の初公判

 本紙で適時、報じている一審で懲役6年の実刑判決を受けたファイナンシャルプランナー(FP)・柏木達哉被告も罪に問われているタイ鉱山詐欺人脈ともリンクしていることから、ミャンマー鉱山への投資詐欺容疑で逮捕の件を取り上げた富山市内の会社役員・河田富伸被告(48。写真は「富山テレビ」のニュースより)――その初公判が4月14日にあったので追加報告しておく。
この詐欺容疑、逮捕時は富山県内の70代女性からの1000万円分だけだったが、その後、捜査の結果、70代男性と40代女性からもそれぞれ1460万円、500万円を騙し取った件で再逮捕され、被害者は3人、金額は計2960万円に増えている。
もっとも、河田被告、逮捕時から容疑を否認しており、この初公判でも、計2960万円を受け取ったことは認めながらも、「騙すつもりはなかった」と起訴内容を否認、無罪を主張したという。
しかし、検察はこの日の冒頭陳述で、集めた出資金を他の出資者の配当に回したり、自身の借金返済などに充てていたと指摘した。
ミャンマー鉱山は操業していなかった模様で、だからこそ、新たな出資金を他の出資者の配当に回す、すなわち自転車操業=詐欺だったと見られる。

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