アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙既報のタイ鉱山投資詐欺人脈とリンク――ミャンマー鉱山投資詐欺で逮捕された富山県の男

 富山県警生活環境課と富山中央署は2月17日、ミャンマーの金鉱山採掘事業への投資を謳い、県内の70代女性から数回に渡り計1000万円を騙し取ったとして、富山市内の会社役員・河田富伸容疑者(48)を詐欺容疑で逮捕した。
河田容疑者は否認しているというが、同容疑者に同様の手口で騙された被害者は県内外に約400名、その被害総額は数十億円に上る可能性もあると見て、県警は共犯者がいないかも含め捜査を進めて行く模様だ。
写真はすべて、地元の富山テレビが逮捕直前に直撃取材、逮捕後、報じていたニュースからのもの。
 同報道によれば、今回容疑の1000万円を騙し取った時期は約3年前。そして、富山テレビが取材した別の被害者男性は6年前に年24%の配当が出るということで3000万円出資したところ半年後に配当がストップ。おかしいと、採掘しているというミャンマー鉱山に出向いて調べたところ、そこはすでに金を掘り尽くした廃鉱山で、河田容疑者はそこを借り、日当を払い現地の者にいかにも採掘作業をしているように偽装していたことがわかったという。
本紙は、同様の海外の鉱山投資詐欺としてタイを舞台にし、昨年、逮捕されたファイナンシャルプランナー(FP)・柏木達哉被告の件を報じている
その際、その柏木被告周辺には他にもたくさんの詐欺師が連なっていることを報じたが、実はそのなかに今回逮捕された河田容疑者の名前も上がっていた。

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