本紙では4度に渡り、兵庫県神戸市の地元では大手の土木会社「沼田建設工業」(冒頭写真。沼田武夫代表)が、その優越的な地位を利用して、兵庫県や神戸市から受注した公共工事を下請け業者に違法に丸投げしている重大疑惑につき、義憤に駆られた東京の一級建築士が行政訴訟を提起し争っていたことを報じている。
ところが、逆にこの一級建築士、沼田建設側から仮処分命令申立て、さらに刑事告訴される。そして、それに対し、この一級建築士がやり返すべく昨年末、名誉棄損等で民事提訴、並行して、虚偽告訴や脅迫容疑で告訴もしている模様だと、本紙は今年1月24日に報じた。
コロナ禍で延び延びになっていたが、その民事訴訟の第1回目口頭弁論期日が確定。また、沼田建設が公共工事を丸投げした相手先が、原告・一級建築士側に協力する意向との情報が入って来たので報告する。