アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(804)「仕手銘柄最新情報」

「読売新聞」といえば、同社の新社屋竣工記念式典(13年11月)に安倍晋三首相(当時)が出席し、「今後とも益々勇気ある、そして責任ある報道を続けていただきまして、日本をよりよい方向に導いていただけることを祈念いたします」と笑顔で語るほど蜜月で有名だった(冒頭写真=「東京新聞」17年6月8日記事)。しかし、今注目の「桜を見る会」の問題ではその「読売」がスクープ連発で、紙面も大きく割いて報じている。「朝日」などと違って機を見るに敏というか、ここで安倍氏を擁護しようものなら販売部数に悪影響が出るとみたのか?
全国紙ではその「読売」だけがこの11月27日、政府が洋上風力発電で秋田県沖と千葉県沖で新たに洋上風力発電の事業者公募を始めたという報じている。菅首相がブチ上げた脱炭素社会に向けて、洋上風力は再生可能エネルギーの切り札と位置づけられているからというが、よりによってその場所の一方が、菅首相の出身地の秋田。そして同記事によれば、秋田県は関連投資約1兆円、地元企業への恩恵約2700億円と弾いているというのだが、今年6月に撤回された「イージス・アショア」の穴埋めではないかと思うのはゲスの勘繰りだろうか。
さて、本題の株式市場の話に入ろう。
日経平均は連日の上昇だが、一部個人投資家は日経インバース(下がると利益が出るETF)買い、日経レバ(上がると利益がでるETF)空売り、個別株の空売りなどで悲惨なようだ。また、大型株が上昇していることで、ハコモノ仕手株にはちょうちんもつかなくなって来ている。IRを出しても以前のように投資家は反応しない。

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