アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(209回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(11月30日~12月4日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ」だと考えている。安定した資産形成を心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は25,645円と、先週末比+118円(※前回+141⇒ +1061→ +1348→ ▲540→ +106→ ▲208→ +590→ ▲176→ ▲155→ ▲46→ +201→ +205→ ▲37→ ▲369→ +959→ +620→ ▲1042)の小幅上昇となった。その後、金曜日夜の日経平均CFDは25,858円と値上がりしている。
NYダウは、週間で+430ドル高の29,910ドル(※前稿比▲217⇒ +1821→ +1157→ ▲1809→ ▲295→ +20→ +904→ +508→ ▲483→ ▲9→ ▲467→ ▲521→ +724→ ▲1→ +498→ +1005→ ▲42)と上昇した。またもや、何度も跳ね返された30,000ドルに接近している!
しかし、円高気味であるのに日本株にまったくリスクオフの気配はない。以下にドル建て日経平均株価指数をのせる(右写真)が、もはやNYダウを超えるパフォーマンスとなっており、すさまじい強さを保っていることが分かる。
それではこの勢いが今後どうなるか? 今週のストラテジーとして占いたい。
まず足元で大流行している新型コロナ肺炎であるが、英国は7日、米国は11日から、そして欧州全体でも再来週あたりからワクチンの接種が開始されると報道されている。この感染症に関しては、重症化さえしなければ脅威ではなくなるので、ワクチン接種後の情報を集めないことには判断ができない。よって、来年1月以降の結果待ちの状態である。ようするにここまでは、足元の状況を悲観する動きよりも期待が勝りそうであり、株高が見込めるだろう。
また、感染の蔓延状況がひどい欧州に関しては、12月中のECB(欧州中央銀行)で、追加の量的緩和に踏み込む公算が大きい。同じくFRBも、FOMCを前に動く可能性を示唆しており、実際に上記2つの公的機関が政策を発動するまでは、これも期待から株高となる流れとなるのは必然だ。また、足元の状況がひどければひどいほど、追加緩和の規模が大きくなるというロジックも忘れてはならない。

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