安倍晋三首相、麻生太郎副首相の2人がタッグを組んだ2大利権があるという。
その一つが洋上風力発電で、安倍・麻生両氏の地元、西は福岡県北九州市の海上、響灘から、東は山口県下関市の彦島沖一帯までを、福井県の原発銀座ならぬ、「洋上風力発電銀座」にしようという動きがあることはこの連載(上)での述べた通り。
ところが、その記事を掲載した7月29日直後から、激しいサイバー攻撃を受け、本紙HPが丸3日に渡り完全にダウン。
言い訳になるが、そんなこともあり、この(下)記事を出すのがすっかり遅くなってしまった。
この場を借りて、改めてお詫び申し上げます。
さて、この(下)記事だが、これは何としても8月24日(月)までに出したかった。
その理由は、本紙で既報のように、安倍首相は早ければ首相としての連続在任日数が24日を持って最長となり、それ以降はいつ首相を辞任してもおかしくなく、その場合、麻生氏に禅譲する可能性が高いとの見方はある。
というのは、2大利権の点でも“運命共同体”の2人故、国民のなかには「ともかく最悪の安倍首相さえ辞めてくれればまずは良しとする」と思っている方は少なくないかも知れないが、したがって、ポスト安倍が麻生氏では、安倍首相がいわば“院政”を敷くかっこうになりほとん意味がないからだ。
そして、それを阻止するためには2人のこの2大利権を暴き、麻生氏のポスト安倍の芽を断つことが重要だからだ。
むろん、本紙にそんな力があるわけがなく、そうはいっても、そのごくごく概略でも指摘しておきたかったのだ。