アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(195回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(8月24日~8月28日)

プロフィール 投資歴22年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ」だと考えている。安定した資産形成を心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週末の日経平均株価の終値は22,920円と、先週末比-369円安(前稿比+959→+620→ ▲1042)と、反落した。また先週のNYダウは、週間で-1ドル安(前稿比+498→ +1005→ ▲42)の、27,930ドルとほぼ横ばいだった。
まずNYダウ。8月11日につけた28,155ドルが、現在のところのアフターコロナでの最高値となるが、終値では28,000ドルを上回って引けたことはまだない。ここのところ米国市場も商いが細ってきていることから、今週の夏枯れムードのなか、一気の高値越えは考えにくい状況だろう。先週をみると、もはや為替がドル安にならないと指数が浮上していかないイメージがある。しかし逆に、これを覆すような商いを伴っての上昇で新高値をとってくる展開になれば相場は異次元の強さを孕んでいることが確定的となるので、日本株に関しても出遅れている半導体などの景気敏感株を買っていったほうがよいともいえる。
ただ、先週の金曜日は米国もSQだったことで、後半の切り返しは説明できる可能性が高い。先週に発表された「FOMC議事要旨」によると、パウエル議長は今後の景気見通しはかなり暗いと悲観的だったにも関わらず、追加での金融政策には触れなかった。また米国政府の財政政策に関しても、レーバーデイ明けの9月8日までは採決はない模様。ペロシ民主党下院議長は、「2兆ドルはないと協議のテーブルにつかない」と言っていることから、隔たりが大きく、トランプ氏の大統領令で発動した数字がベースとなりそうなことはネガティブだ。

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