アクセスジャーナル本編でも追及している「Nuts」――破綻したことで、推奨していた「ウルフ村田」を始めとする煽り屋には苦情殺到だろう。しかし、面の皮の熱い連中だ。苦情をいったところで「自己責任」と言い返され終わるか、「次の銘柄で取り返す」といわれさらに会費を追加されるといったところだからくれぐれもご注意を。
もっとも、ここでいう「自己責任」とは金商法の認可を受けた証券会社、投資顧問などが推奨して買わせた場合だ。認可業者以外から勧められて購入し損失を被った場合、自己責任の原則は適用されない。つまり、あなたは堂々と損失を請求できるのだ。
また、証券会社や投資顧問であっても、「継続疑義注記」銘柄だった場合、証券会社や投資顧問の方から事前にその旨の説明があり、そのリスクを納得の上で推奨されたのでなければ、推奨側は「説明義務」違反に問われる場合があり、その場合は損失の全額は無理だとしてもいくらかは損失補填してもらえる場合もある。
金融庁や証券取引等監視委員会、弁護士などに相談してみよう。
さて、今回の「Nuts」銘柄だが、同株の煽り屋代表といえば「ウルフ村田」だったわけだが、彼女は多くの株初心者生徒を抱えており、関係者の話では3000人を超えるとも。だとすれば、月会費3万円として、月に9000万円もの収入になる。
そして、ここで注目してもらいたいのは、「Nuts」銘柄以前から、ウルフ村田の下儲けで煽って買わせている業者が複数存在している事実だ。