アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(795)「『Nuts』退場で今後のハコモノ企業の行方」

増資、IRを繰り返し集めて来た多額の現金が消え、9月16日、ついに東京地裁より破産手続き開始決定となった「Nuts(ナッツ)」(7872。JQ。東京都港区)――1977年設立。ゲームソフト販売など手掛けていた99年9月、「トップボーイ」という社名で上場。2002年3月期には売上高131億円にまで。03年6月に「コモンウェルス・エンターテイメント」、16年9月に「Nuts」へ社名変更。
この間、ゲームソフト販売の縮小のなか、インターネットカフェ運営、パチンコ関連事業、ゲームセンターのクレーンゲーム供給などいろいろやるも頭打ちとなり、昨年度の売上高はわずか1億2000万円まで落ち込む。仕手筋にしゃぶりつくされた結果だ。
Nutsと共に、「燦キャピタルマネージメント」(2134。JQ)、「新都ホールディングス」(2776。JQ)は同じ仕手筋といっていいだろう。
19年3月ごろ、ナッツの大株主に登場した徳原栄輔氏及び同氏経営のアムスホテルズは仕手筋にはめ込まれたとの噂。実際、兜町界隈で同氏のことを悪くいう人はいない。なお、徳原氏は同氏経営別会社アムス・インターナショナルなどと合わせ、送電線・内線工事主体「ETSホールディングス」(1789。JQ)の50%以上の株を保有し実質オーナーでもある。
19年6月ごろ、ナッツの増資株は地場証券に持ち込まれすべて売り切った。その時、筆者は続いて同じくナッツ大株主である「イブキ・ジャパン・ファンド」も売却すると聞いた。
同年9、10月ごろ、同じ地場証券にて、今度が「ビート・ホールディングス・リミテッド」(9399。東証2部)株が大量に買われた。

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