アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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安倍首相辞任理由の「潰瘍性大腸炎」説を検証する(3)

 この連載(1)では、第1次安倍政権の辞任表明時には医者が同席、病状まで説明(ただし潰瘍性大腸炎の再発とはいっていない)のに、なぜ今回は同席せず、診断結果も明らかにされないのか、それはこの間の慶応大学病院側の体制の変化によるのではないかとの見方を紹介した。
そして連載(2)では、今回も安倍首相の辞任は持病の「潰瘍性大腸炎」が再発したためとされるが、それをいっているのは安倍首相当人だけで、担当医や大学病院側などの医療専門家は一切いっていないことを検証した。
そんななか、「朝日新聞」は9月11日夕方、安倍首相が約1カ月ぶりにコース料理を完食したと報じた。
そして、安倍首相はその翌12日、辞任を表明した8月28日以来初めて、東京・信濃町の慶応大病院を訪れ、約4時間滞在。これにつき、首相秘書官は「持病の治療。新しい病気というものではない」との説明があったことが報じられている。

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