アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(787)「2銘柄の仕手情報?」

その前に、いま話題になっている「テラ」(2191。JQ)を巡る「セネジェニックス・ジャパン」VS猫組長(本名・菅原潮氏)の件を取り上げておく。(横写真=すでに5月10日にこんなツイートをしていた猫組長)
アクセスジャーナル本篇でも取り上げていたが、テラはコロナ治療薬開発をぶち上げ株価が急騰したが、6月12日発売の『フライデー』がその治療薬開発に疑問を呈する記事を掲載。そのため株価は急落。セナはそのネタをフライデーに持ち込んだのは猫組長と見て、ガセ情報を流したとして「風説の流布」等で刑事事件の申立てを進めているというもの。
なぜ、猫組長がそんな行動に出たかというと、『週刊新潮』記事(7月30日号)によれば、セナは所有するテラ株売買を猫組長に持ちかけたもののドタキャン。結果、儲けそこなった猫組長が逆恨みしたためとも見られている。
もっとも、猫組長は『フライデー』の記者に情報提供はしたものの、それはセネのドタキャンやインサイダー疑惑で、フライデーの記事はコロナ治療薬開発に疑問を呈するもので内容が異なるから、自分は風説の流布で訴えられようがないといっている。
周知のように、セネはテラの治療薬開発のパートナー。そのセネがテラ株が上がると本当に売買話を猫組長に持ちかけていたのならインサイダーに抵触し得、また、その話で儲けそこなったといずれにしろマスコミに情報を持ち込む猫組長も猫組長。どっちもどっちと思うが、筆者が確認して見てあれ? と思ったのは『SPA』の記事内容だ。

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