明日木曜日に次号(9月12日号)が出るが、いま出ている『週刊新潮』で、上記のタイトルで、菅義偉官房長官が、子分の林文子・横浜市長に横浜へのカジノ誘致表明の記者会見をさせた(8月22日)ところ、翌23日、横浜の「裏の顔役」である港湾運送、荷役作業主力「藤木企業」(神奈川県横浜市中区)の藤木幸夫会長が、「依存症を招くカジノは絶対に許さん!」と激白しているとの3Pの特集記事が載っている。
実は本紙は、藤木会長がカジノ誘致に激怒しているとの情報は今年6月に得ていた。
それによれば、そもそもはスポンサーだった藤木会長に、自分もお陰様で官房長官にまでなって、これまでのご恩に対しカジノ誘致でお礼をということで持って行ったところ、「横浜といえば(日雇い労働者の街)寿町など典型的なように、パチンコ、賭けマージャンなどで身を崩し、家族が壊れるケースもいくら見て来たことか。お前、それでも政治家か。俺は絶対に反対だ!」と怒鳴られたともいうのだ。
ところが、新潮記事ではそもそもの動機を述べていなければ、それでも菅氏が横浜への誘致を強行する理由も書いていない(そもそも自分の選挙区=神奈川2区でもあるが)。
その他にも、興味深い情報があるので、これを機会に述べておく。