「マイルストーン・キャピタル・マネジメント」(東京都千代田区。冒頭写真は大手町の入居ビル)といえば、ハコモノ企業の増資引き受けで有名だ。
過去には「大量保有報告書」を見てもアクセスジャーナル本編でも何度か取り上げられているところだけでも「21LADY」、「燦キャピタルマネージメント」、「大盛工業」、「ディー・ディー・エス」、「コムシード」など実に多い。
そのマイルストーン、この8月23日にはERPコンサル企業「ジェクシード」(3719。JQ。東京都千代田区)の大量保有報告書を出した。それによれば8月20日、第三者割当(2・16%。単価120円)と新株予約権(17・75%。第三者割当増資による取得で単価は168円)分併せ19・91%分を取得し第2位株主となった。
その一方で、8月22日には「ビーエムアイ ホスピタリティ サービシス リミテッド」という香港の会社が、8月15日付で22・01%保有し筆頭株主になったことが明らかに。
このマイルストーンとビーエム社分を併せると41・91%になる。
マイルストーンは増資引き受け後は株価が上がれば市場内で売却するため、今後は一段高と出来高上昇が必要かもしれない。