「キングスコイン」という仮想通貨(現「暗号通貨」)が2018年10月11日、ニュージーランドの「BIT NOAH」(ビットノア)というマイナーな取引所に上場した。
1日数件の取引があるかないかで流動性はゼロ。つまり、ICOの意味がないといっていいコインだ。 発行元は香港の「スカイキングスインターナショナル」という会社だが、キングス経営陣の一人はスパムメールで有名らしい。また、鳩山由紀夫元首相を広告塔に担いだ格好にも(18年12月、キングスが中国企業と提携発表したのは「日本ブロックチェーン技術サミット」会場。鳩山氏は同サミットに来賓として来ていた)。
そんな悪い噂のキングスコインだが、筆者は仮想通貨に詳しくないので、読者の皆さんにはググってどんな評判なのか見てほしい。
さて、本題に入ろう。
このキングスコイン発行会社は香港と冒頭に述べたが、同社の経営陣を見て見ると日本人と思われる名前が3名ある。内2人は苗字が同じ。