アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「五洋インテックス」“乗っ取り”側に反社との接点(*追加情報あり)

 そもそもはカーテンなど室内装飾品の専用商社「五洋インテックス」(7519。JQ。愛知県小牧市)が苦戦している。
有価証券報告書の虚偽記載でSESCから課徴金を受け、株価も低迷。田久保利幸氏が推したとされる宮原雄一氏(冒頭写真)が今年4月に社長に就任。その元で、新規事業を打ち出しているがこれというものはなく、株価も動かない。
そんななか、こんな情報が本紙にもたらされた。
昨年11月26日、五洋インテックスは「株主による臨時株主総会の招集請求に関するお知らせ」をIRした。
田久保氏の息がかかっているとされるBTホールディングや鈴木洋氏ら株主によるもので、取締役3名の選任を要求。
この3名とは宮原氏、梅野拓実氏、中島幹裕氏。
予定通り、臨時株主総会は今年4月に開催され、宮原、梅野両氏は取締役に。そして宮原氏は代表取締役に選任されたわけだが、中島氏は選任されていない。
というのは、今年2月26日の「付議議案並びに株主提案に対する当社の意見に関するお知らせ」のIRに載っているように、2月21日付けで、提案株主より、「中島氏を取締役候補とする株主提案は撤回する」旨の書面が五洋インテックスに出されていたからだ。
なぜ、提案株主側は取締役候補にしていた中島氏を引っ込めたのか!?
ちなみに、本紙では前出のBTホールディングや鈴木洋氏に関して17年7月に報じている。三重県度会町における太陽光発電事業を巡るトラブルで提訴されたためだ。

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