いま出ている月刊情報誌『サイゾー』が、わが国におけるマルチ商法(連鎖販売取引)の代表的企業である「日本アムウェイ」(東京都渋谷区)の特集(6P)をやっている。
08年9月に組織再編され、現在は株式会社ではなく、合同会社になっている。
日本アムウェイといえば、かつて本紙・山岡が告発本を書き、訴えられたものの、全面勝訴した経緯もあり、同記事で取材を受けている。
全面勝訴して、ほどなく日本アムウェイは店頭公開を自ら止めており、以降、細々とやっていると思っていた。ところが、いまも1000億円近い売り上げを誇り、マルチ商法企業では最大手。しかも、最近は若者を中心にまた盛り返しているので注目したというのだ。
興味のある方は、是非、ご覧いただきたい。
誤解のないように断っておくが、マルチ商法はむろん非合法ではない。だから、アムウェイも合法に決まっている。したがって、この特集のタイトルは誤解を招きかねず違和感がある。
ただし、では日本アムウェイもそうだが、マルチ商法の形態そのものが優れているかというとそうは思わない。