アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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あのファンド詐欺疑惑「JPB」磯辺裕樹元代表の“連絡先”になっていたヤメ検弁護士

JPBといえば、本紙で過去、何度も取り上げて来た、「日本プライベートバンキングコンサルタンツ」(東京都千代田区。略称JPB)なる資産家向けの私的な資産運用銀行。
だが、その事態は非常に詐欺的で、刑事罰にこそ問われていないものの(関係者は詐欺罪で逮捕に)、元代表の磯辺裕樹氏(冒頭写真)は元顧客から訴えられた民事訴訟で次々敗訴、あるいは一定額を支払うとの和解を余儀なくされているものの、そのほとんどを支払い拒否。主に海外で過ごし、わが国での居場所をハッキリさせず逃げ続けている。
 ところが、情報提供があり、磯辺氏のわが国における郵便物の受け取りなど、重要な連絡先になっている場所が判明した。そこは東京都港区のある弁護士事務所の部屋だったのだ(横写真は入居ビル)。
提供していたのは、ヤメ検弁護士。
もちろん、事情を知らず善意で貸していたわけではない。
それどころか、このヤメ検弁護士、JPB関連外のトラブルで、所属の東京弁護士会に懲戒請求されていたこともわかった。
懲戒にはならなかったものの、その懲戒請求書の内容、関係者の証言などによれば、まさにカネを始めとする自分の欲望のためなら何でもありの悪徳弁護士ぶりが浮かび上がって来た。

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