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「武富士」元会長、武井保雄氏死去

東証1部のサラ金大手「武富士」(本社・東京都新宿区)の創業者で、会長だった武井保雄氏(76)が昨晩、死去した模様。
武井氏といえば、本紙・山岡の自宅を盗聴するなどし、電気通信事業法違反と名誉毀損罪で有罪判決(懲役3年、執行猶予4年)を受け、まだ執行猶予期間中だった。
同事件後、表に出ることはなかったが、武富士の現社長は側近中の側近で、事情通の間では、その後も武井氏が経営にタッチしていると見るのが常識だった。
もっとも、数ヶ月前からがんが悪化、東大病院に入院し、意識もあったり、なかったと一進一退の状況だったようだ。
現在、武富士並びに武井氏を相手取り、民事訴訟を行っているフリーライター仲間の寺澤有氏はこう悔やむ。
「盗聴事件は氷山の一角で、武富士並びに武井氏と警察との癒着など本当の闇の部分はまったくというほど問われなかった。武井氏は警察キャリアにまで多額の現金を配っていたとの情報もあった。訴訟では武井氏を証人喚問し、そうした疑問を直接ブツけたいと思っていただけにひじょうに残念です」
サラ金業界自体、たいへん厳しい時代に突入。しかも、武富士は大手銀行の後ろ盾もないなか、武井氏亡き後、いったい舵取りを誰がするのか。かつての業界ナンバーワン企業の面影はなく、厳しい経営が続くと見られるだけに、今後、外資など大手資本の介入もあり得るかも知れない。

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