アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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水谷建設事件(北朝鮮ルート)のキーマン=「前田建設工業」代表が裏書きした額面1億円約束手形の闇(中)

 前回記事において、東証1部の「前田建設工業」の代表取締役(当時)宛、裏書きなどした1億円の約束手形が出回り、それを割り引いた業者との間でトラブルになっている事実、こんな手形が出回ったのは北朝鮮利権に食い込むための裏金づくりのためではなかったのか、との問題提起を行った。
そして本紙は、この手形を割り引いた業者が、前田建設の代表取締役・峯本守氏等を相手取り、つい最近、詐欺容疑で当局に告訴したとの事実を掴んだ。
関係者の証言などによれば、告訴したのは山口県内の会社役員Y氏。
被告訴人は峯本氏だけでなく、問題の手形の裏書きを行っていた千葉県の会社役員Y氏、それに鹿児島県の会社役員K氏も含まれている模様だ。
(写真左・前田建設本社に家宅捜索に入る東京地検職員。右・問題の手形の裏書きに代表の署名、捺印が……)

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