アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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橋下・松井タッグで、府優良資産を関係先(東証1部)に売却目論む悪辣ぶり(2)

 本紙は9月6日、松井一知事が率い、そもそも売却を言い出したのは前知事の橋下徹氏と、「大阪維新の会」代表・幹事長コンビ(冒頭写真)の2人が関わる、「泉北高速鉄道」などを保有・運営する大阪府の“虎の子資産”・第三セクター「大阪府都市開発株式会社」(OTK。大阪府和泉市)の株式売却の動きに疑問を呈した。
同記事に述べたように、2人が売却したい先は、松井知事の親族企業と子会社を通じて取引がある「南海電気鉄道」(大阪市中央区。9044。東証1部)と見られるが、複数の新情報が入ったので追加報告する。
大手マスコミではまだ一切報じられていないと思うが、9月18日、このOTK株売却の入札があった。
応札価格だけでなく、鉄道・物流事業の継承、鉄道事業の5年間転売禁止などの諸条件を加味し、少なくとも6社と見られる各応札参加企業への面接、審査委員会の審査を経て10月中?下旬に落札企業が発表になる模様。逆にいえば、“総合評価”方式故に意図的に意中の企業に落札させることもできるわけだが、本紙が得た情報によれば南海電鉄の応札価格は

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