アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<連載>宝田陽平の兜町アンダーワールド(319)「クレアホールディングス」が“ポスト・ソチ五輪ネタ”で株価上昇!?

 大証2部の住宅会社「クレアホールディングス」(旧・東邦グローバルアソシエイツ。東京都港区)といえば、本紙がずっとウォッチし続けている疑惑の代表的な“危ない上場企業”だ。
過去2回、改善報告書を出しており、今年11月までに大証から3回目の警告処置を受ければ上場廃止になる可能性がある。
近年、仕手筋の代表的な銘柄となり、頻繁に社名変更をしている(キーイングホーム→千年の杜→東邦グローバルアソシエイツ→現クレア)。
 そのクレア社、売上はわずか数億円、社員は10名もいないのに、ロシア・ソチ市の2014年冬季五輪開催に合わせた人工島建設(冒頭写真=当時の人工島イメージ映像)に参入すると大々的にブチ上げ、株価が50円から500円近くまで急騰したことがあった(横写真=株価チャート図)。その際、久間章生元防衛相の関与が指摘もされた。
そして、いま、この株価急騰劇の再来を思わせるような事態になっている。

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