アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<主張>自民党衆議院候補に転身したモラルなき特捜部検事

 次期衆議院選挙に自民党公認候補として岡山2区から出馬することが決まっている山下貴司氏(45。冒頭写真)は、昨年末まで法務省に勤めていた。
東大在学中に司法試験に合格して検事となり、東京地検特捜部や法務省刑事局、在米日本大使館などに勤務。昨年11月、自民党県連の候補者募集に応募し選ばれた。
2月16日発売の『社会新報』によれば、検事から国会議員への過去の転身例としては元札幌高検検事長の佐藤道夫氏(民主党。故人)、山尾志桜里(36。民主党。当選1回)などあるが、直近まで特捜部にいて、国会議員を捜査対象にしていた検事の転身は極めて異例だという。
しかも、山下氏は特捜部時代、直告1班の検事として守屋武昌防衛事務次官(当時)の汚職事件(07年)、“防衛フィクサー”秋山直紀被告の捜査(08)などを担当していた。

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