本紙既報のように、政治結社から「公開質問状」が出されるなどし、池坊保子衆議院議員(冒頭右写真)を(財)「日本漢字能力検定協会」(本部・京都市)から追放する動きが着々と進められているようだ。
本紙の漢検に関する前の最新記事は昨年11月20日のものだが、その後も池坊理事長を追放すべしとの「漢検職員有志」を名乗る怪文書が出たという。
そして、実は本日、午後4時から理事会が開催され、その席で池坊氏を理事長から会長に棚上げする計画が着々と練られているという。
事情通が証言する。
「実はこれに先立つ2月12日、京都ホテルに池坊理事長も含めた大半の理事が集められ、その席で、池坊氏は理事長を退くべしとの意見が出ているんです。本日の理事会はその延長戦上のものなのですが、客観的に見た場合、不可解と思わざるを得ない点があるのです」
それは2月17日未明、金閣・銀閣寺の住職が大阪国税局から2億円の申告漏れを指摘されたことに関係する。
この申告漏れを指摘された有馬頼底氏(冒頭左写真)は漢検の理事も務めているからだ。