アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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元首相、落選の可能性もーー森喜朗が恐れる、酒井・押尾両事件の余波

 第45回衆議院選挙が8月18日公示され、30日の投票に向け、いま選挙運動真っ盛り。
自民党の惨敗は否めないが、そのなかで、こんな話題も上っている。
わが国の政治の歴史のなかで、元首相が落選したことはないようだが、今回、3名の元首相経験者がその可能性があるというのだ。
それは森喜朗(冒頭左写真。石川1区)、海部俊樹(愛知9区)、それに福田康夫(群馬4区)各氏とのことだ。
そのなかで、もっとも可能性が高いのは海部氏のようだが、森氏についても、「河村たかし元秘書の田中美絵子(冒頭右写真。民主党新人。33)候補とはいま接戦中、否、むしろ劣勢といってもいいかも知れない」(地元の選挙担当記者)という状況だけに、森陣営は公示直前に起きた酒井法子・押尾学両事件の余波をひじょうに気にしているというのだ。
まだ一般マスコミで両事件で森氏の名が出たことはないが、そんな事態になれば、それこそが落選の決定打にもなりかねかいからだろう。
それにしても、なぜ両事件で森氏の名が出て来る可能性があるというのか。

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